2.6.15

Google Photosを考える(1)

GoogleがGoogle+から写真機能を分離してGoogle Photosというサービスを発表した。
テック系サイトではなかなか評判が良いのだが、果たしてカメラ趣味な人たちにも良いサービスと言えるだろうか?
僕はこれまでもプライベート写真をGoogleで管理していたので、この機に2015年現在の写真管理を考えてみようと思う。

Google Photosの利点

このサービスの利点は、
  • 無料で16MPの写真と1080pの動画を無限にアップロード
  • 高度な検索機能
  • 勝手に良い感じに加工したりまとめてくれる
という3点に尽きる。
1点目は、Flickrの1TBという莫大な無料容量に対しての、Googleからの牽制だろう。これまでのストレージ単価が高すぎた位なので、「ようやく使えるようになった」と見るべきと思う。

注目は、「高度な検索機能」だ。これは他のサービスでは到底真似できないようなレベルの代物だ。
たとえば、私のライブラリで「夕日」と検索ワードを入れるとこうなる。

このくらいは万国共通の風景だし、まだ予想できる結果だろうか。
では、「天ぷら」と入れてみよう。
同じ画像が並んでいる件は、次の記事で。

実は途中にタレカツ丼が含まれているが、たしかに人間の目にも天丼に見えるので決して間違いじゃない。それに、最後の写真に至っては天ぷら屋の店先・・・のれんを判別している。
つまり、正確に日本文化や日本語を理解している

この特徴により、驚くほどシンプルに、だけど高度な写真管理ができるような時代になった。数千枚の写真から、あるいは数百のアルバムから、目的の写真を目で探さなくても済むのはとてつもないメリットだ。

なお、勝手にまとめてくれる「おまかせ」機能も有効にしておくとなかなか楽しい。結果が気にくわなければ、その結果を破棄すればいいだけなのでデメリットは少ない。

Google Photosの欠点

利点もあれば、欠点もある。
  • 16MPという制限
  • アルバムという観念が弱い
  • 何でもかんでも時系列
16MPまでの写真は無制限という太っ腹仕様になっても、高解像度のカメラを使う人には相変わらず制限ありだ。レンズ交換式を使っている人なら16MP以上ってのはよくある。

アルバム管理が弱いのも、写真好きにはツラい。
写真や動画をまとめた物を「アルバム」、時系列などを意識した物を「ストーリー」と呼んでいるようだが、「アルバム」の中には、並び順をコントロールできる機能は今のところない。
アルバムにまとめ上げる方法も欠落している。おまかせで自動的にまとまるのを待つか、アップロードが全て完了してから頑張ってまとめるしかない。操作がツラい。
そして、全てのアルバムの表紙は勝手にGoogleが決める。何でもかんでも、誰かの顔のアップだ。人の笑顔を判定しているのだろうか?良かれと思ってるのかもしれないが、それではアイコンとしての役目は果たしてない。

何でもかんでも時系列で並べる仕様も厄介だ。
例えローカルでイベント単位でフォルダを作成していても、自動でアルバムを作成してくれたりはしない。アップロードされたときは、フォルダも何もないごちゃごちゃ状態だ。次の記事で書くが、Lightroomでアルバム管理している僕にはツラい仕様だ。
また、動画ファイルには必ずしもメタ情報(EXIFとか)が付いているとは限らないので、僕はファイル名などに日付を付けて管理している。でも、Google Photosはファイル名順に並び替えることができない。案の定、動画はめちゃくちゃな並び方になる。
このアナモ動画、1970年撮影らしい。んなわけない。


つまり

Google Photosは、スマートフォン向けのサービスを考えていると思えばいいのだろう。ライトで、バックアップ向き。多量に撮ってから取捨選択することはあまり考えてない。

非常に魅力的なメリットを持ちながら、色々と不満を持つ作りをしている。
カメラ好きの人は、デスクトップアプリPicasaでどうにかするのが良いかもしれない。

私の現在の管理法については、次の記事で。

0 件のコメント:

コメントを投稿

show menu