5.12.12

Mac miniをPCオーディオ用に導入。

Piyo
※写真と本文には何の関係も無い。

今年の大きな買い物のひとつはスピーカーのELAC 310IBだ。既にほぼ同価格で後継機なのか次世代機なのかよくわからない製品も登場しているけど、見た目が310の方が気に入っているので後悔は無い。

この次期を境に、僕がオーディオ好きだということが知られ、会社の先輩とオーディオの話をすることが多くなった。そんなオーディオ熱が下がらない僕は、スピーカーの次として、音源の改善=PCオーディオに調査の軸を移し始めた。

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PCオーディオ。
CDをいっぱい持っていると必ず一度は考える桃源郷だ。というより、一般にはCDライブラリ整えるよりもiTunesライブラリ作る方が多いんだろうな。

そんな一般の状況に反して、オーディオ市場はPCに弱い人が多い。けど、ついにPCオーディオも繁栄期に入ったという印象を受ける。
iTunesStoreの充実とCD売上の衰退、Blu-rayコンテンツの充実と再生環境(ホームシアター)の人気、USB-DACのハイレゾ対応。レコード時代からCD時代になったように、CD時代からついに配信(?)ハイレゾ(?)時代に進む時が来たことを象徴してるようだ。

かくいう僕も、ついにMac miniを入手してCDPの処分も検討しつつPCオーディオをメインに据える覚悟を決めた。もうCD管理しきれないし、ポータブルプレイヤーをiPhone/iPodから変えることはないだろうから。

時代的には後発CoreAudioの作りの良さやドライバーで色々できる良さでWindowsに人気が移りつつあるようだけど、iTunesが快適に使えて、iPhoneと相性の良いMacこそが、「楽して高音質を目指す」僕の正しい道だと思っている。

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さて、このログの本題、オーディオとしてのmac miniについて触れたい。

mac miniはオーディオプレイヤーとしてみると、小型・省電力・静音で、パフォーマンスも申し分ない。この静音という部分は重要。HDDレスならもっと静かなんだろうけど、HDDのモデルでも十分静かだ。そりゃCDPのそれよりは音がするが、視聴距離なら聴こえない。
iTunesの使い勝手の良さは知っての通りで、癖はあるけどライブラリさえ作ってしまえば快適だ。Windowsからのユーザーなら、Mac版のサクサク動作の快適さだけでも価値あるだろう。iPhoneユーザーならRemoteアプリでディスプレーを消していても操作できる。

出力について。
定番としてはUSB-DACを使用すること、流行としてはUSB Async転送(USB Audio Profile 2.0)のDACを使用するのがオーディオ道…つまり、アンプに入力するときにはアナログ化するのがオーディオ道のようだけど…
うちのアンプはそもそもAVアンプで、しかもアナログ入力でもデジタル入力でも一旦DSD変換が入る変わりもの(※)なので、まずはオンボードの光出力で音を楽しんでみた。ちなみにCDPも光接続だ。
近年オーディオに興味を持った人はDAC付きアンプ(デジタル入力可能アンプ)を使ってる人の方が多いだろうから、それと同じ接続ってことだな。

第一印象は、上下の帯域が感じられないカマボコな音だった。もちろん、iTunesのイコライザーやエンハンサーは切っている。この音の印象は、AppleTVの音の印象に近くて、CDPの音の良さには遠い。

オーディオをしない人には「なぜデジタルなのに(=同じデータを再生して光デジタル接続してるのに)音が変わるの?」という質問をよくされる。確かに、一瞥すると理屈上の損失はないからね。
けど、音の変化の理由は、きっと時間軸方向の音のズレ&ジッターノイズじゃないか、と僕は思ってる。ジッターは変換がある場所では必ずと言っていいくらい発生するものだから。(逆にいえば、僕も変化の理由はそのくらいしか思い当たらない)


そこで、まずはBitPerfectを追加して88.2KHz出力にアップサンプリングした。これはMacを検討する理由のひとつだったソフトだ。
# ちなみに、高音質ソフトといえばAudirvanaが有名だが、音があまり好みじゃない…という以前に、iTunesの操作で音飛びする神経質なiTunes同期挙動が合わなかった。ダイレクトモードは魅力的なんだけどね…


なぜ88.2KHzにするのか、というのにはちゃんと訳がある。
・CDのサンプリングの整数倍だということ。(48KHzがイマイチなのはともかく、88.2KHzと96KHzの差は気休めに思うが)
・サンプリング周波数を増やして相対ノイズ量を減らしS/Nを改善する。
・アンプが96KHz以上だと認識が遅い。(古いアンプなので…)
・そもそもmac miniの光出力は最大96KHz。(Windowsを入れると192KHz行けるという噂もあり、OS側の制限のようだ…)

このBitperfectの導入時点で、これまで常用していたCDPの音より密度が上がったように感じられた。音の定位も良く、傾向に特に不満は無い。
本当か気になって全く同じ曲をCDPで全く同じタイミングで再生し、アンプで入力を切り替えながら試聴したが、解像度は等しく、優劣付け難い音となっていた。

目標達成だ。

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ここから、さらにPCオーディオの道は続くのだが、それは次のログにて。

※この手のことを書くなら試聴環境を書けと言われるので、以下にまとめておく。
 ・SP: ELAC 310 Indies Black
 ・AMP: SONY TA-DA7000ES
 ・CDP: DENON DCD-755SE
 ・SPケーブル: BELDEN 8470
 ・CDP-AMP間光ケーブル: 過去に買った安物光ケーブル
 ・CDP-AMP間RCAケーブル: 先輩の自作
 ・mac mini-AMP間光ケーブル: 過去に買った安物光ケーブル
 ・SP Stand: FAPS Sidepress-mini
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